先史時代のクジラを香りに 文化大匠間グリニスト、蔚山観光土産デザイン公募展で受賞
ユネスコ世界遺産「盤亀川の岩刻画」を商品化


文化コンテンツ企業のGREENIST(文化大匠間グリニスト、문화대장간 그리니스트、代表=チェ・ゴウン氏)は8月18日、蔚山観光土産デザイン公募展で2年連続の受賞となったと発表した。今年は石膏ストーンディフューザー「岩刻香:盤亀川エッセンシャル」で銀賞、2025年は「盤亀川岩刻画ブランケット」で金賞を受けた。いずれも盤亀川の岩刻画を現代の日常生活と結びつける観光土産として読み替えた点が、公募展で評価された。
今回の受賞は、「盤亀川の岩刻画」が2025年7月にユネスコ世界遺産に登録された後の成果にあたる。この遺産は、蔚州・大谷里の盤亀台岩刻画と、川前里の銘文および岩刻画で構成される。GREENISTはこれを基に、日常生活で使う観光土産と石膏ストーンディフューザーへと商品群を広げた。
昨年の金賞受賞作「盤亀川岩刻画ブランケット」は岩刻画の文様を現代的なパターンに再構成したもので、「岩刻香:盤亀川エッセンシャル」は先史時代の文様と蔚山の自然から着想した香りを組み合わせた。文化遺産のイメージを実用品の形に移した点が、両製品に共通する。
「岩刻香:盤亀川エッセンシャル」の石膏ストーンには、銛が刺さったクジラ、子を背負うコククジラ、シカ、トラ、狩りをする人物像など、盤亀川岩刻画の代表的な場面を刻んだ。香りは「艮絶串の夜明け」「太和江の竹林」「嶺南アルプス」など、蔚山を代表する自然景観から着想した3種類で構成した。
GREENISTのチェ・ゴウン代表は「盤亀川岩刻画のイメージを商品に移すだけにとどまらず、文化遺産が持つ物語と体験を今日の暮らしの中でどう伝えられるかを考えてきた」と述べ、「2年連続の受賞を機に、蔚山のさまざまな文化遺産を新しい方法で体験できる観光土産や文化コンテンツを継続的に開発していく計画だ」と話した。
GREENISTは、地域の文化遺産を基に研究・教育・体験コンテンツを企画・開発する文化コンテンツ企業。文化遺産を用いた商品とコンテンツを併せて手がけ、地域資源の活用範囲を広げてきた。
neta 配信サービスにより提供されました。